目次:
- 成功するための下準備
- 重要な書類
- 米国身分証明カード
- アメリカ生活への適応
- アメリカでの労働・研修
- 安全性と保険
- 法律と法施行
- お金と銀行
- 税金とチップ
- ソーシャルセキュリティーと運転免許書
- 交通機関
- 電話
- 郵便
- アメリカ国外への旅行
海外で暮らすことは、あなたの人生の中で最も挑戦的な事の一つとなるでしょう。家族や学校また受け入れ先から様々な期待を寄せられることに加え、全く違った環境で大量に新しい情報を違う言語で学ばなくてはいけません。EDIはそんなあなたを応援すべく、アメリカ滞在中にきっと役立つ情報を以下項目別に提供します。
重要な書類
常に下記の書類のコピーを保持するようにして下さい。原本は必ず安全な場所に管理しましょう。
- パスポートとビザ
- DS-2019(J-1プログラム参加者)/ I-797(H-2Bプログラム参加者)
- I-94フォーム
アメリカでは The Department of Motor Vehicles (DMV) で申請すればパスポートの代わりに使用可能な身分証明カードを入手することができます。このカードは、ほとんどのアメリカ人が身分証明書として持つ運転免許書に似ています。
身分証明カードを申請するのに必要な書類:
- ソーシャルセキュリティー番号
- パスポート
- J-1もしくはH-2Bビザ
- DS-2019またはI-797
- I-94
- ジョブオファーレター(雇用証明)
- 在住証明
- 登録料
- もし申請者が21歳以下の場合は$7.50、21歳以上の場合は$6.50
渡米後、誰でも必ず日本や日本にいる家族が恋しくなる時期があります。これはごく普通のことで、時間が経つにつれアメリカの生活に少しずつ慣れていくことが出来ます。人によっては慣れるまでに数ヶ月かかる事もあります。あなたにも、アメリカ生活に順応しこの国の習慣を受け入れることが出来るようになる時が必ず来るはずです。
このような心身共に順応していく調整期間中に「異文化生活を始める時は、誰でも不安になるのだ」と気持ちを整理し、前向きな考え方を持つようにしましょう。友達に相談してみるのも良いでしょうし、忙しくすることで不安が紛れる事もあります。
コミュニケーションの仕方:
- アメリカ人は単刀直入な会話をする傾向がある。
- 雇用者は、常に明瞭なコミュニケーションを雇用主から期待されている。
- アジア諸国では遠慮した態度も相手に理解されるかも知れないが、アメリカでは自分の考えていることを言わないでいると相手は理解してくれない。
- 熱意と自発性は重要な態度である。
- 受け身でいることはアメリカの会社では通用しない。雇用主は自分のアイデアや意見をしっかり持った雇用者を欲しがる。
- 仕事場で起ることを個人的に取り過ぎないことも大切である。あなたのボスがあなたの仕事ぶりについて何かコメントをしたとしても、あくまでも仕事に関してで、会社の人達があなたのことを個人的に嫌いだと言うわけでは全く無い。
- 受け入れ会社で色々と仕事状況が変わる可能性は十分にある。例えば、ボスが変わったりあなたの働く時間が変わるかもしれない。このような変化をポジティブに受け入れて学んでいく姿勢が必要がある。
- 受け入れ会社で経験することがすべて楽しいとは限らない。自分は何を学べるかということにフォーカスし、前向きな姿勢を保つことが大切である。
多くの人達と共に働く環境では、さまざまな問題が生じる事があります。明瞭なコミュニケーションこそが、このような問題を解決する最善の方法です。迅速な問題解決にむけて、EDI では以下2つのステップを強調してアドバイスしています:
- ホストとインターンがお互いに問題を提示し話し合う必要がある。
- インターンがホスト側と話しても問題が解決しない場合は、EDIが両サイドと話し合いを持ち問題解決への努力をする。
安全性: アメリカはとても大きな国ですので、世界中の他の国と同様に、危険でない場所もあればあまり安全ではない場所もあります。単純にアメリカが「安全」または「危険」だと言う事は不可能ですが、あなたのいる地域に関してそのような判断をすることは可能です。もしあなたが路上にごみが散らかっている地域、もしくは酒店の前でたむろしている人達がいるエリアに住んでいるとしたら、必然的に安全でない地域にいると判断してしてよいでしょう。あなたの直感を信じて、もし安全だと感じない場合は、引っ越す必要があるかもしれません。
安全のために守るべき原則:
- 夜一人で出かけないこと。
- 多額の現金を持ち歩かないこと。
- 照明が明るく人が多い場所を選ぶ。
保険: もしあなたがEDIのプログラムに参加しているのであれば、渡米前にアメリカ滞在中の保険に加入されていると思います。保険カード等に保険会社の無料電話番号が明記されていますので、その番号にダイヤルし、治療が必要な時に行くことが出来る最寄りの病院情報を入手して下さい。
もし病院にいった場合、免責金額を払うことになるかもしれません。その他の支払いは通常保険会社によって行われます。あなたはクレームフォームに記入し、病院から保険会社にそれを送付してもらいます。もしあなたの保険契約内容が不明な場合は、保険会社に連絡して確認しましょう。通常何カ国語かの情報サービスが用意されています。
あなたは勿論アメリカに滞在する間は下記の法律に従う責任があります。海外からのプログラム参加者が特に心得ておくべき事は:
飲酒年齢: アメリカで法的に飲酒が認められる年齢は21歳です。21歳以上であることを証明する身分証明カードを見せなければお酒類を購入することはできません。21歳以下で飲酒した場合は法律破る事になります。
万引き: お店ーもしくは雇用主ーからものを盗むことは勿論法律違反です。
わいろ: 警察にわいろを渡して小さな違反を見逃してもらうことが異例ではない国もあります。しかしここアメリカでは、警察にわいろを渡すことはとても重大な事であなたの問題をより深刻にするでしょう。
違法薬物: アメリカ人もしくは海外からの労働者がマリファナ(大麻)の様な違法な薬物を持っている事は異例ではありません。万一あなたが使っていなくても、薬物を保持している人と一緒に見つかった場合大きな問題に引き込まれる可能性があります。薬物を使用した場合は更なるトラブルにつながります。
あなたの責任をきちんと認識して下さい。もし法律違反な行動を取った場合、EDIではあなたのプログラムを打ち切り母国に帰ってもらいます。
アメリカのお金は世界中の他の国のものと比べると違って見えます。コインには様々な色や形がある一方、紙幣は同じサイズでも違った色付けがされています。初めてアメリカを訪れる人は、注意をしないと20ドル札を1ドル札と間違えてしまうかもしれません。
コインの名称:
- ペニー(Penny):1セント
- ニッケル(Nickel):5セント
- ダイム(Dime):10セント
- クオーター(Quarter):25セント
当座預金口座(チェッキング・アカウント)とパーソナルチェック: チェッキング・アカウントを利用する際は口座残高を常にチェックしなくてはいけないため、慣れていない人にとっては少し紛らわしいかもしれません。パーソナルチェックを書いた時はそれが支払いとして手渡されますが、チェックに書かれた額がすぐに口座から引き落とされるのではなく、たいてい数日後に精算されます。そのため、精算後の残高を確認するためにもチェックを書いた日付と額をメモしておく必要があります。実際の口座残高が自分で記録した額と異なることも時々ありますので自分で確認することが大切です。
銀行は様々なロケーションにあり、幅広いサービスを提供しています。サービス内容や手数料は銀行によって異なるので、友達や同僚など他の人にどの銀行がよいか評判を聞いてみるべきです。
銀行で使われる語彙:
- Withdrawal:預金の引き出し
- Transfer:送金
- Deposit:入金
- “Fast Cash”:即引き出し
- Checking Account:当座預金口座
- Savings Account:普通預金口座
- Charge:手数料
- Debit:デビット、負債、借方
- PIN (Personal Identification Number):暗証番号
デビット・カード/キャッシュ・カード: 銀行で口座を開設すると、その銀行のカードを受け取ることが出来ます。このカードはアメリカでは通常「ATMカード」と呼ばれます。このカードで自分の口座にアクセスしたり、銀行の現金自動預入支払機から現金を引き出したり入金するために使います。銀行のカードをスーパーマーケットやその他のお店で商品を購入する時にも使用可能です。支払額があなたの銀行口座から直接引き落とされますので、カードを使用する場合は、口座に十分な残高があることを確認しておく必要があります。
所得税: あなたは米国政府、州そしてもし当てはまる場合は地元でかかる税金を払わなくてはいけません。これらの税金はあなたの給料支払い小切手から自動的に差し引かれます。来年始めにあなたのホストカンパニー/雇用主からあなたがいくら稼ぎいくら税金として差し止められたかを掲載したフォームが送られてくるでしょう。このフォームを使って所得税の申告我可能です。この件に関する更なる情報はIRSのウェブサイトにてご覧頂けます:http://www.irs.gov。
消費税: アメリカの多くの州では、お店で商品を購入する時に消費税が課されます。これらの税金は、通常パンや牛乳といった基本的な食品にはかかりませんが、お菓子にはかかります。州によって消費税の税率が異なり、また同じ州の中でも地域によって異なる事もあります。さらに時間の経過とともに増税する可能性があります。
消費税の一例:
- フロリダ州オーランド:6.6%
- カリフォルニア州サンフランシスコ:8.75%
- アイダホ州:5%
適切なチップの額:15% ? 20%
チップの簡単な計算法:消費税の2倍の金額。場合によってもう少し上乗せする。
チップを払うべき場所:
- 接客をするレストラン
- 美容院
- タクシーやシャトルバス
- 靴磨きのブース
- ホテル(誰かが荷物を運んでくれる時)
ソーシャルセキュリティー: ソーシャルセキュリティーとは、アメリカ国民で年配の人達や親を亡くした人達等に対して、政府が財政援助をするシステムの事を指します。ソーシャルセキュリティー番号は、アメリカ人のみでなくアメリカで働く人すべての人にに与えられます。
もしあなたが誰かのソーシャルセキュリティー番号を手に入れたら、それはその人の身分証明をも手に入れたといっても過言ではありません。なぜならば、コンピューター化されたその人のすべての情報が追跡可能だからです。
ソーシャルセキュリティー番号を取得できた場合、申し込みの日から2?3週間でカードが郵送されてきます。自動化されたサービス番号1-800-772-1213にダイヤルすることで、あなたの番号を事前に知ることも可能です。
ソーシャルセキュリティーカードを取得するのに必要な書類: 申し込み用紙(SS-5)、年齢、身分証明とアメリカで働く許可をもらっていること等合法的なステータスを表示する書類の原本。最低2つの身分証明書が必要です。
- パスポート
- J-1もしくはH-2Bビザ
- DS-2019(J-1参加者)/ I-797(H-2B参加者)
- I-94
- スポンサーシップ・レター(ワーク&トラベル参加者/ビザオーガニゼーションからのレター)
- ジョブオファー・レター(雇用証明)
- SS申し込み用紙(www.ssa.gov)
運転免許書の取得方法: アメリカで運転をすることはとても便利ですが、同時にとても大変な体験でもあります。運転免許書を手に入れる事を考えるだけでも少し強迫観念的な気分になってきます。
運転免許書を手に入れるためには、まずソーシャルセキュリティー番号を入手しなくてはいけません。学生やインターンは、学校または受け入れ会社から運転免許書が必要であることを示した手紙を書いてもらい、それをソーシャルセキュリティー番号を申請する際に利用します。ソーシャルセキュリティーカードがあれば、最初の筆記テストを受けることが可能となります。The Department of Motor Vehicles (DMV) のオフィスは様々な場所にあり、インターネットや電話帳で調べるか、地元の人に聞けばすぐにどこにあるか分かるはずです。DMVでは、筆記テストのために知っておく必要がある情報を掲載したハンドブックを無料で提供しています。
筆記テストに合格したら、運転試験を受けます。運転試験を受けるためには、保険に加入している運転可能なコンディションの車を使用することが必要になります。ほとんどの留学生は友人に車を借りてテストを受けるようですが、レンタカーを借りる事も可能です。テスト終了後、その場で合格か不合格かを通知され、合格した場合、運転免許書が郵便にて送られてきます。あなたのバックグランドチェックのため、免許書が送られてくるまで多少時間がかかることもあります。
バスの止め方: バスに乗る際、席の上にぶらさがっているヒモを引っ張って運転手に止まるよう伝える必要があります。ヒモを引っ張る時にベルの音が聞こえるはずです。
バスの乗り換え: バスのトランスファーの切符があれば一つのバスから違うバスのラインに乗り換える事ができます。これらの切符に対してお金を取る街もあるかもしれませんが、無料であることもあります。
バスパス(定期): バスパスはグローサリーストアやその他特定の場所で販売されています。どこでバスパスが買えるのかホストに聞いてみて下さい。
空港送迎シャトル: 空港送迎シャトルは、車を運転しない場合にほとんどのアメリカ人が利用する交通機関です。これらのシャトルはタクシーよりも格安です。空港送迎バスについては電話帳で調べるかホストに聞いてみて下さい。
電話
アメリカで電話を使う際、色々な市外局番があるため混乱してしまうかもしれません。また、市外局番は特定の都市のみに関連しているのではありません。
電話のかけ方: 下記はカリフォルニア州サンフランシスコでの電話のかけ方の例です。(市外局番:415)
- サンフランシスコ市内(415の市外局番内): ###-####
- サンフランシスコ市外(415の市外局番外): 1-###-###-####
- 国際電話:011-(国番号)-(市外局番)-(ローカル番号)
コーリングカード: これらのカードを使うことであなたが現在使用中の電話サービスに関係なく、違ったサービスを使用する事が可能になります。コーリングカードは多くの店で販売されており、低価格の国際レートつきの前払いカードもよく売られています。コーリングカードを使用する際は、カードに記載されている無料電話番号にダイヤルしてサービスを利用します。
さらなるお役立ち情報: アメリカの電話機には色々な番号や記号がついています。またこれらの番号が言葉として表現される事もあります。例えば、866-5-FOR-EDIという番号をダイヤルしたい場合は、1-866-536-7334と押す必要があります。
- 公衆電話の使用には、通常50セントかかります。
- 「#」は「パウンド」キーと呼ばれます。
- 「*」は「スター」キーと呼ばれます。
- 緊急番号: 911
- 電話番号案内:411
- オペレーターのアシスタント: 0
アメリカの郵便サービスを使うのはとても簡単で便利です。切手は地元の郵便局や食料品店で購入できます。道路上だけでなく学校や仕事場の郵便ポスト(メールボックス)からも投函可能です。近所のメールボックスの所在地を確認してください。
郵便料金:
- 国内/手紙:$0.37
- 国内/はがき:$0.23
- 海外/手紙:$0.80
- 海外/はがき: $0.70
日本やその他外国へ手紙を送る際、宛先の住所を封筒の中央に書く必要があります。母国語で宛先を書く事は可能ですが、一番下に国名をしっかりと英語で書いて下さい。差出人の住所は封筒の左上に書きます。切手は封筒の右上に貼ります。
アメリカ国外への旅行
EDIのプログラム期間中アメリカから国外へ旅行することは可能です。しかし、もしあなたが弊社のJ-1ビザプログラム参加者である場合は、アメリカを出る前にあなたのDS-2019を発行したビザ・オーガニゼーションから、DS-2019フォームにサインをしてもらう必要があります。プログラム期間中にアメリカ国外に旅行する必要がある場合は、まずEDIにご連絡下さい。